O: be動詞、もう充分分かってるよという方も多いでしょう。でも、ネイティブスピーカーと同じようにこの動詞を感じているか、それが大切です。ちょっとローザに質問してみましょう。Roza, what is the meaning of the be verb?
R: Hm you know, it doesn’t really have a meaning. 
O: そうですね。ほとんど意味がないということですね。Chris, what do you think is the rhythm of a sentence with a be verb? “We are happy,” for example. 
C: Yeah, well, you know, as Roza said, since the be verb has no real meaning, the focus must be on the subject on whatever you want to say about it. So the rhythm is [] He is happy becomes he’s happy. He’s happy. So that balance there with the subject on whatever you want to say about it. 
O: そうですね。be動詞の文のリズムというのは主語とその主語を説明する説明語句の間に一定のリズムが生まれるということですね。be動詞にはリズムが置かれないよ、それが重要でした。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION

He’s an engineer. 

O: この型は説明型です。動詞の後ろに説明語句を置き主語の説明をする文です。heをengineerが説明するというわけですね。勿論ここまでは誰でも分かっていることでしょう。でも大切なのは文を作る意識。be動詞は単なるつなぎであるという意識です。Chris, can you give us another example?
C: Sure. How about this one? “We are happy.”
O: be動詞は何々です、何々という意味、というナンセンスな説明もあるんですけれども、実はbe動詞に意味はありません。 この文はweの説明としてhappyを置く、それだけの意識です。beは文の形を整えるだけのつなぎ言葉です。意味はない、意識はしないこと。それが大切です。この文はweとhappyこれが並べられている意識です。we happy, we happy という意識なんですね。
be動詞に意味はない。ちょっと不思議に思うかもしれませんが、その証拠はいくらでもあります。be動詞は普通弱くすばやく読みますよね。あるいは短縮形という形も非常にしばしば使われます。それは全て意味が薄いからです。例えばI love you.といった文でloveを弱くすばやくいいかげんに短縮して読むことなんてあるんですかね。例えばI love you.と言わなきゃいけない場面で、俺ちょっと英語得意だから短縮しようかなーI love you.とかですね。そんな風に短縮することは決して無いはずですよね。be動詞が短縮されるあるいは弱くすばやくいいかげんに読まれるのは意味が薄い、ほとんどないからなんです。さて、He’s an engineerというキーセンテンスは、he engineerということです。aは不特定のもののひとつ、つまりエンジニアの不特定のひとり。Chris, can you explain the feeling of a?
C: Sure. A is used when you want to say that there are many whatever like in this case engineers in the world and this guy is just one of those. So, an engineer.
O: このキーセンテンスの場合、世の中にたくさんいるエンジニアのひとり。特別なエンジニアではなくその中のひとりということですね。こうした主語 a + 名詞で説明するパターンは身分あるいは職業紹介の典型的な形として使われます。

GRAMMAR IN ACTION

私は教師です。私立高校で数学を教えています。
I’m a teacher. I teach math at a private high school.

O: たくさんいる先生の中のひとりなんですよというわけですね。

彼女は僕のガールフレンド。可愛いでしょう?
She’s my girlfriend. Cute, right?

O: 主語と説明語句を並べる感覚の説明型の文。先ほどはI’m a teacher. Iをa teacherで説明するという内容でしたが、ここではsheをmy girlfriendで説明しています。ここでも重要なことはbe動詞を意識しすぎないことです。そして後半のright?この間も説明しましたが軽い疑問をつける非常に便利な表現です。ローザさん、Right is important in conversation, right?
R: It is, it is, especially to sound more like a native speaker, right, Chris?
C: Absolutely. I think we should recommend this use of “right?” to everybody.
O: ネイティブらしく英語を話したかったら必須の表現だというわけですね。

君はすばらしいよ。とてもすばらしいスピーチでした。
You are amazing. That was such a great speech!

O: 最初のYou’re amazing. もちろん皆さんの中にはgreatなどを想像してくださった方も多いでしょう。勿論それでもすばらしい英作文です。でもそれよりももーちょっとレベルの高い強調をamazingとして置いているわけですね。そして後半ですね。That was a great speech.これでもOKなんですね。でももっともっと褒めてあげたいわけです。そこで更に強調するためにsuch aというのをつけているわけですが、Chris, what is the meaning of “such a?” Greater emphasis than very?
C: Exactly. I think it’s greater emphasis than very. It reminds me of like such as, which we use for an example. So such a great speech, we’re holding it up, like, this is an example of a brilliant speech. Such a great speech.
O: なるほど。ただのveryといって強調するわけではなくて何かつまみ上げてみんなに見せるように「これがまさに」という感じ。それがsuch aということなんですね。

 

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O: 今日は説明型。まずはbe動詞の基本を学んでいきました。Roza, I think the be verb is the most important verb in English. What do you think?
R: I think so too and it’s important to kind of understand it to the point where you’re using it without even thinking about it.
O: ローザさんの仰ったのは、be動詞はとっても重要だから無意識に使うことができるようになるまでしっかりと理解することが肝心だということでしたね。
C: You’ll quickly notice the difference between “I am happy.” “He is an engineer.” with “I’m happy.” “He’s an engineer.”  So we totally recommend that you say things with feeling, you practice English with feeling, right Roza?
R: Exactly.
C: Thank you, Roza. 
O: クリスは、勿論I am happy.と読むのとI’m happy.と自然に読むのではずいぶん雰囲気が違う。だからI’m happyとしっかりとフィーリングとともに読めるまで練習することが肝心だと仰っていましたね。